【この記事を監修した人】
ジャンクバイヤー 梅田店店長 阿古
壊れたiPhoneを年間10,000台以上査定、買取しているため、故障したiPhoneについての知識が豊富。
役立つiPhoneの情報を発信中!
iPhoneに限らず、精密機器は高温に弱いというデメリットがあります。
iPhoneも普通に使っていればそこまで問題はありませんが、使用頻度や使う場所によって高温注意の状態になり、壊れてしまいます。
そこで今回は、iPhoneの高温注意により壊れる原因や改善点についてお話ししますので、参考にしてみてください。
Contents
iPhoneが高温になる理由は?
iPhoneは電子機器ということもあり、使い方によっては高温になります。
みなさんも、何気なくiPhoneを使っていて、本体が熱くなって焦ったことはありませんか。
長時間の使用で高温になる
iPhoneの長時間利用により、本体が高温になります。
ちょっとした温かさであればいいですが、場合によっては危険な熱さを感じるほどです。
例えば、アプリでゲームをする場合、どうしても長時間のプレイになりがちなため、高温になってしまいます。
気温が高すぎる
気温が高すぎる場所でiPhoneを操作していると熱が発生し、高温になります。
とくに、直射日光がiPhoneに直接あたると、あっという間に高温となり、故障の原因につながります。
近年の夏は、想像以上に高温続きですから、外で使う場合はかなり注意しなければなりません。
本体が壊れている
何もしていないのに高温注意がでる場合は、本体が壊れている可能性があります。
ケースとしては多くはありませんが、iOSや基盤の不具合により、高温注意の表示が見られるようになります。
この場合は、修理をするか買い替えを検討する、という選択肢があります。
充電しながら使う
iPhoneを充電していると、本体に熱を持っていることに気が付きませんか。
iPhoneを充電すると、本体に熱を持つため、そのまま使用するとさらに高温となり、大きな負担をかけてしまいます。
バッテリーの負担が増えてくると、バッテリーが膨張したり、充電の持ちが悪くなったりします。
iPhoneの容量が合っていない
何世代も前のiPhoneを使って、最新のアプリを起動すると、処理が追い付かずに本体が熱くなる場合があります。
つまり、持っているiPhoneのスペックとアプリの求めているスペックが合っていない、ということです。
最近は、高度な処理が必要なアプリがたくさんリリースされているため、処理の遅いiPhoneでの負担がかなり大きなものだと言えます。
iPhoneの高温注意とは?壊れるって本当?
実はiPhoneを使っていると、画面に大きく高温注意、という表示がでてくることがあります。
これは故障したのではなく、これ以上使い続けると危険なため、本体の温度を下げてから使いましょう、という警告です。
めったに出現するものではないですが、明らかに異常な熱を放ってしまうと、iPhoneから警告がでます。
また、高温注意が頻繁に出現し、無視して使い続けると充電できなくなったり、電源が勝手に落ちたりする場合があります。
iPhoneの高温注意が表示された場合にやるべきことは?
もし、iPhoneの高温注意が表示された場合、早期対処が重要になってきます。
電源を切る
まずは、電源が切れるのであればすぐに切ってください。
なぜなら、電源がONになっている状態は、少なからず本体に熱を持っているからです。
どんな理由があったとしても、壊れたときの被害を考えて確実に電源はOFFにしましょう。
電源OFFにすれば、本体が余計に熱くなる、ということはありません。
高温の場所から移動する
iPhoneを使用している場所が高温であれば、すぐにでも涼しい場所に移動してください。
とくに直射日光のあたる場所での利用は、高温注意につながり故障の原因になるからです。
できるだけ室内に移動するとか日陰に移動するとか、今すぐに行動できそうなことをしてください。
iPhoneの高温注意でやってはいけないこと
iPhoneの高温注意の表示がでると、かなり焦ってしまうため、はやく何とかしなければ、と思ってしまうものです。
ですが、やってはいけないことがありますので、知っておきましょう。
熱くなったものを冷やす場合、冷蔵庫や冷凍庫に入れる、という選択肢があります。
しかし、iPhoneを冷蔵庫や冷凍庫に入れるのは絶対にダメです。
iPhoneには許容できる温度というのがありますし、急激に熱を下げてしまうと不具合の発生につながる可能性があるからです。
また、防水機能があるからといって氷水をiPhoneにかけるのもダメです。
iPhoneの温度を急激に下げてしまうと、故障の原因につながります。
iPhoneの高温注意を避けるための対処法は?
iPhoneの高温注意を避けるためには、いくつかのやるべきことがあります。
少しでも長く使えるように、しっかり考えて行動しましょう。
長時間の操作は避ける
長時間のiPhoneの使用は、本体に熱が発生するため、30分に1回など、こまめに本体を休ませる機会を与えるべきです。
長時間の操作はiPhoneにとってかなりの負担です。
とくに、長時間のプレイが必須なゲーム関連は、本体に熱が発しやすいため注意しましょう。
高温の場所では使わない
夏場になると、外だけではなく室内がとんでもない気温になります。
当然、高温の場所でiPhoneを使い続けると、本体の熱がだんだんと高くなってくるため、高温注意のエラーが発生します。
また、iPhoneだけではなく操作している本人も、熱中症などの心配があります。
とくに熱中するようなゲームをしていると、ついついその場を動かずにプレイしてしまいますが、とても危険です。
高性能のアプリは使っても短時間で済ます
最近は、iPhoneのスペックをフルに使うようなアプリがたくさん登場しています。
とくにゲーム系アプリは、起動するだけで本体が熱くなる場合があります。
古いiPhoneであれば、新しいアプリについていけず、余計に熱を持ってしまいます。
ですから、できるだけゲーム関連のアプリをiPhoneで楽しむ場合は、短時間で終わらすようにしましょう。
頑丈なケースは使用しない
あまり気にしていないかもしれませんが、頑丈なケースもiPhoneの熱を逃がしにくくなるためおすすめしていません。
とくに衝撃耐久向けのゴツ目のものや、熱が逃げにくそうな手帳タイプが該当します。
ですから、できるだけ裸のままにするか、落下が心配であればバンパーや指リングタイプのケースにするといいでしょう。
iPhoneの高温注意で壊れたらどうするべき?
もし、iPhoneの高温注意で完全に壊れてしまった場合は、修理か買い替えかを検討されるはずです。
ですが、最近のiPhoneは修理費用がかなり高額なため、新モデルではない限り買い替えるという選択肢を取る人が増えてきました。
その際に、壊れたiPhoneは処分するのではなく、専門店に買い取ってもらうようにしてください。
壊れているから二束三文にしかならない、とお考えかもしれませんが、状態によっては万単位の買取額になることも少なくありません。
もちろん、iPhone買取専門店は壊れたiPhoneの価値を知っているため、高額買取をしてくれます。
ですから、キャリアに処分してもらったり、価値の知らないリサイクルショップに売るのではなく、iPhoneを専門にしている買取店に相談してみるようにしましょう。
まとめ
iPhoneを使う状況によっては、高温注意の表記が出現し、とても焦ってしまうものです。
ですが、表記通りに、涼しい場所に移動してiPhoneの温度を下げるように徹してください。
それでもどうしても壊れてしまった、ということであれば修理と買取を検討し、お得になるのはどちらなのかを調べて行動しましょう。
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