【この記事を監修した人】
ジャンクバイヤー 梅田店店長 阿古
壊れたiPhoneを年間10,000台以上査定、買取しているため、故障したiPhoneについての知識が豊富。
役立つiPhoneの情報を発信中!
iPhoneの画面に「高温注意」と表示されたことはありませんか?
この間、iPhoneを操作できなくなってしまい焦ったことがある人も多いでしょう。
本当に壊れてしまったのかと不安に思う人もいるかもしれません。
そこで本記事では、iPhoneが「高温注意」と表示される原因や対処法について解説していきます。
「高温注意」が表示されても落ち着いて正しい手順で対処することで、症状を改善できる可能性は高いです。
Contents
iPhoneの「高温注意」とは?表示が続くと壊れる
「高温注意」と表示された状態は壊れたわけではなく、熱暴走による故障を防ぐための警告措置です。
「iPhoneの本体温度が下がるまでお待ちください。」というメッセージが表示され、操作ができなくなります。
この表示は、iPhone本体の温度が通常に動作できる温度ではなくなったため、対応しなければならないということを意味します。(対応手順は後述)
そのまま高温状態にしておくと、
- 内部基盤の故障
- バッテリーの変形
といったリスクもあり、自分では直せなくなることも。
内部基盤は一定時間以上高温状態にさらされると、基盤が熱で損傷する可能性があります。またバッテリーパックがガスで膨張することもあり、バッテリーが変形することもあるのです。
バッテリーが変形すると、液晶画面や内部基盤などに圧力をかけてしまうため、周辺パーツも損傷するリスクを負うことになるため危険です。
iPhoneで「高温注意」が表示される原因
「高温注意」が表示される原因はさまざまありますが、代表的なものは次の5つが考えられます。
いずれもiPhoneにとっては熱をもちやすく、故障につながる原因になるので避けましょう。
- 高温環境での使用
- 長時間使用による負荷
- 充電しながらの使用
- 内部基盤の損傷
それぞれ解説します。
高温環境での使用
最も多い原因は高温環境での使用です。
とくに車のなかで直射日光にあたるような環境では、使用していなくてもiPhoneに「高温注意」が表示され、本体が熱をもっています。
長時間使用による負荷
3Dグラフィックなどの高度な映像処理が必要なアプリは、熱をもちやすく長時間使用することで本体が熱くなることがあります。
iPhoneは耐水機能があるなど構造上放熱しにくいため、複数の重いアプリを長時間処理し続けると熱がこもっていくのです。
充電しながらの使用
充電中は熱をもちやすい状態なため、操作することで発熱しやすいです。
暑い部屋で、長時間かつ充電しながら本体を操作していると高温状態になりやすく、「高温注意」と表示される可能性が高まります。
内部基盤の損傷
1番考えたくないケースですが、内部基盤が損傷しているために「高温注意」と表示され続けるケースがあります。
内部基盤の損傷は、落下などの外部からの衝撃が原因であることもあり、自分では直すことはできません。
iPhoneが熱くなっていないのに「高温注意」が表示される場合は、内部損傷の可能性も考えておきましょう。
「高温注意」で壊れたかも?と思ったときの対処法
「高温注意」と表示されたら、壊れたかも!?と焦る必要はありません。
次の手順で対応をしてください。
- 電源を切ってカバーを外す
- iPhoneを涼しい環境のなかに置く
- 電源を入れて通常通り起動するか確認する
1. 電源を切ってカバーを外す
「高温注意」がでたらまずは電源を切って、ケースを外します。
電源を切ることで、これ以上iPhoneが熱をもつことを防げます。
またカバーについては、外しておくことでより放熱しやすい状態にすることが可能です。
このとき、充電は行わないようにしてください。
2. iPhoneを涼しい環境のなかに置く
電源を切ってカバーを外したら、iPhoneを風通しのよい涼しい場所においてしばらく放置しておきましょう。
時間とともに、本体の熱が下がってきます。
間違っても水をかけたり、冷蔵庫に入れたりするようなことはしないでください。
水没や故障につながる原因になります。
3. 電源を入れて通常通り起動するか確認する
本体から熱を感じなくなったら、再起動をかけてみましょう。
通常通り起動するのを確認できればOKです。
そもそもiPhoneを高温にしないことが大切
ここまでは「高温注意」と表示されたiPhoneの対処法について解説してきましたが、そもそもiPhoneを高温にさせないことが大切です。
- 高温環境での使用を避ける
- 使用しないアプリをこまめに閉じる
- ケースの形状に注意する
問題を未然に防ぐためにも、上記3つのポイントを押さえておきましょう。
iPhoneの使用が想定されている温度は0℃〜35℃であり、この範囲よりも低すぎたり高すぎたりする環境での使用は避けるべきです。
また開いているアプリが多いと、発熱しやすいCPU(機器の頭脳に該当するパーツ)を酷使することになり、結果としてiPhone本体の温度上昇につながります。
使用していないアプリをこまめに閉じる習慣をつけておくだけで、発熱リスクは下げられます。
スマホケースについては、「そこまで考えるべき?」と思うかもしれませんが、メッシュ構造のものや、放熱板付きスマホケースなど放熱に特化したタイプも販売されているほどです。スマホケースそのものが熱をこもらせやすいため、放熱性の優れたデザインにするだけで高温状態になるリスクを常に下げられます。
それでも治らないときは
本記事で紹介した対処法を行ってもなお「高温注意」が表示され続ける場合や、頻繁に「高温注意」が表示される場合は本体が故障している可能性があるので、修理屋に依頼するか買取依頼を選択することになります。
修理屋に依頼する
「高温注意」の表示が頻繁に起こる故障の原因として考えられるのは、バッテリーです。
バッテリーの交換をしてもらうことで症状が改善する可能性があります。
iPhoneの修理は、Apple正規サービスプロバイダーか非正規の修理屋に依頼するのが一般的です。
Apple正規店での場合、AppleCare+を付けていればバッテリー交換は無料で対応してもらえます。
AppleCare+がない場合は、15,800円かかります。
バッテリー交換をしても、症状が改善されない場合は基盤の損傷が疑われるため本体交換となるでしょう(Apple Care+あり:12,900円〈2024年8月時点〉、AppleCare+なし:87,800円〈iPhone15の場合、2024年8月時点〉)。
非正規店の場合、どのような対応になるか店舗によって対応は異なりますが、バッテリー交換であれば1万円前後で対応してもらえることが多いでしょう。
買取依頼を行う
AppleCare+などの保険に入っていない場合、バッテリー交換でも1万円以上と高額な費用がかかります。
バッテリー交換で治ればいいですが、内部基盤が損傷しているケースでは症状は改善されません。
そういった場合はお手持ちのiPhoneを買取してもらい、新しい機種代に充てるのも有効な手段です。
iPhoneの寿命は一般的に3年といわれており、修理か買取の判断基準にするのもありでしょう。
「このような状態でも本当にお金になるの?」と思う方もいるかもしれませんが、弊社であればどのような状態のiPhoneでも買取可能です。
データの消去がまだできていなくても、弊社で責任をもって確実に中身のデータを削除し、「データ消去証明書」を無料発行することもできます。
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