【この記事を監修した人】
ジャンクバイヤー 梅田店店長 阿古
壊れたiPhoneを年間10,000台以上査定、買取しているため、故障したiPhoneについての知識が豊富。
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iPhoneを使用していると、バイブレーションの反応が悪くて困った経験をお持ちの人は多いのではないでしょうか。
操作をする分にはまったく影響はありませんが、バイブレーションが動かないと、電話やメールに気づかなくて困ってしまうものです。
そこで今回は、iPhoneのバイブレーションが壊れたについてお話ししますので、参考にしてみてください。
Contents
iPhoneのバイブレーションが壊れる理由は?
iPhoneのバイブレーションが壊れる理由は、いくつかあります。
パーツが故障している
iPhoneのなかにはたくさんのパーツで構成されています。
当然、バイブレーションに関連するパーツが劣化すれば故障につながり、うまく動かなくなります。
ですが、バイブレーションだけ壊れる現象としては少ない傾向があるため、他の原因や不具合を調べるべきです。
物理的な破損
iPhoneの落下により、衝撃でバイブレーションが壊れてしまう場合があります。
とくに古いモデルのiPhoneは落下の衝撃により、バイブレーションのパーツが取れてしまい、動かなくなってしまいます。
ですが、物理的な破損はバイブレーションだけではなく、それ以外にも大きな問題が発生している可能性があります。
設定上の問題
実はバイブレーションが壊れているのではなく、設定上でOFFになっているだけ、というケースもあります。
勝手にバイブレーションがOFFになることはありませんが、何らかの操作により偶然にOFFになってしまう可能性はあります。
この場合、バイブレーションが壊れているわけではなく、設定を変更すれば改善されるため修理などは必要ありません。
iPhoneのバイブレーションが壊れるよくある現象は?
iPhoneのバイブレーションが壊れる、よくある現象は大きく分けて2つあります。
バイブレーションが反応しない
バイブレーションがまったく反応しないのは、何らかの不具合が発生している可能性があります。
普段、バイブレーションが動いているのに、突然動かなくなり反応がない場合は、故障によるものだと想定できます。
マナーモードが自動的に切り替わる
マナーモードが勝手にON、OFFに切り替わるような故障は、バイブレーションにも影響してきます。
とくに、iPhoneを使用中なのに、勝手にONやOFFに切り替わると、とても不便に感じられます。
切り替わりの頻度が高くなれば充電の持ちも悪くなってくるため、何らかの対策は必要です。
iPhoneのバイブレーションが壊れた際に確認するべきこと
もし、iPhoneのバイブレーションが壊れていると予想される場合、いくつか確認しておきたいことがあります。
それはバイブレーションの設定です。
スイッチ関連
まずは、設定のサウンドからバイブレーションのON・OFFを確認します。
次に、サウンド内の着信スイッチやサイレントスイッチと、設定のアクセシビリティのタッチよりバイブレーションのON・OFFを確認します。
ONになっていれば、バイブレーションは作動しますので、OFFであればONに設定変更しておきましょう。
アクセシビリティ関連
設定からアクセシビリティ、タッチへ進み、バイブレーションがONになっているのかを確認します。
アクセシビリティのバイブレーションは、災害発生の通知に関連するもので、かなり重要な項目だと言えます。
近年、地震や台風など、大型の災害が発生しているためバイブレーションは必須だと言えます。
おやすみモード関連
おやすみモードがONになっていると、バイブレーションが作動しなくなる場合があります。
おやすみモードとは、iPhoneのホーム画面をスワイプして出現するコントロールセンター内の月マークのことを指します。
人によっては、音量や画面の明るさ調整のためにコントロールセンターを開くことが多々あるはずです。
その際に間違えておやすみモードをONにしてしまうことにより、バイブレーションが機能しなくなる場合があります。
コントロールセンターで、おやすみモードがONになっていればOFFにします。
アプリ関連
特定のアプリだけバイブレーションが動かない場合は、個別に設定をしている可能性があります。
設定からアプリへいき、バイブレーションが動かないアプリを選択します。
通知からサウンドがOFFになっていれば、バイブレーションは停止になっていますので、ONに変更しましょう。
バイブレーションの設定項目はいくつかありますので、おかしいと思ったらすべてをチェックしましょう。
設定に問題がないのであれば、バイブレーションが壊れている可能性があります。
iPhoneのバイブレーションが壊れた際の解決策
もし、iPhoneのバイブレーションが壊れたと感じた場合、どのようにして解決できるのでしょうか。
再起動をする
iPhoneに何らかの不具合が発生している場合、再起動をしてみる、という方法があります。
iPhoneのモデルやバージョンによっても異なりますが、音量調整ボタンとサイドボタンを同時に長押しします。
スライダーをドラッグし、30秒ほど待ちますと電源が完全にOFFになります。
サイドボタンを長押ししてAppleのマークが出現すれば再起動が完了です。
再起動でバイブレーションが改善しなければ、他の方法を試してください。
アップデートを行う
バイブレーションがおかしい場合は、iOSのアップデートにより改善する可能性があります。
とくに、iOSを手動でアップデートしている場合は、最新のバージョンではないため、バイブレーションとの相性がうまくいっていないかもしれません。
iOSのアップデートは、設定から一般へ進みアップデートを選択することで最新のバージョンに設定されます。
初期化を行う
再起動やバージョンアップをしても解決しない場合は、iPhoneの初期化を行う、という方法があります。
初期化はその名の通り、iPhoneの購入時の状態に戻るため、データのバックアップは必須です。
間違いなくバックアップができているのであれば、設定から一般、転送またはiPhoneをリセットを選択し、すべてのコンテンツと設定を消去へ進みます。
パスコードとAppleIDの入力で削除を選択すれば初期化ができます。
初期化後はiPhoneの購入時に戻るため、データの復元をすれば完了です。
修理をする
初期化までして変化がないのであれば、バイブレーションが壊れている可能性があります。
その場合は、修理をするという方法があります。
修理は、Appleや正規サービスプロバイダ、非正規の修理屋など、いくつかの選択肢があります。
Appleや正規サービスプロバイダは、Appleのサービスを受けられますが値段が高めですし、非正規の修理屋は値段が安いけれど、Appleのサービスは受けられません。
どちらを選ぶのかは人によりますが、値段重視なら非正規店を、保証関連のことを考えるならAppleや正規サービスプロバイダという選びかたができます。
買取してもらう
iPhoneのバイブレーションの調子が悪くて修理をお願いしたら、予想以上に高額になる可能性があります。
でしたら、新しいiPhoneに買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
バイブレーションが壊れているiPhoneは、お店によっては買取してくれるため、新しいiPhoneの頭金の費用に充てられます。
修理費用が高いからと言って、自宅で眠らせておくと、どんどん価値が下がっていくため、できるだけはやめに買い取ってもらうべきです。
まとめ
iPhoneのバイブレーションが壊れたと感じた場合、物理的なものと、設定的なものとで原因は分かれます。
設定上の問題であれば、変更するだけで解決しますが、それ以外であれば、何らかの方法を使って解決しなければなりません。
基本的にiPhoneの修理費用は高額になりがちなので、修理だけではなく売って買い替えるという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
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